もうすぐ春休みですね!
春休みは学校の宿題がないので、苦手をなくすチャンスです!
今日は、小中学生が新学期を気持ちよく迎え、
「勉強が楽しみになるための3つのステップ」をご紹介します。
目次
1.気持ちが切り替わるための工夫をする(春休み前)
1-1.掃除でリフレッシュ
子どもと一緒に勉強スペースも整理整頓し、すっきりとした環境に整えましょう。気持ちが切り替わります。
・使わなくなったノートやプリントを整理する
・本棚や机の引き出しの中を片付ける
・1年間使用した教材を見直し、残すものと処分するものを分ける
1-2.文房具を一新
新しい文房具を用意するのもおすすめです。特に女子は新しいペンやノートを使うと、気持ちが高まり「よし、頑張ろう」という気分になりやすいものです。
・ノートやペンを新調する
・使いづらくなった鉛筆や消しゴムを買い替える
1-3.親子で向き合う時間を作る【最重要】
仕事を持つ親の子どもは、親が忙しそうだと感じていることが多いものです。一緒に掃除をする、一緒に文房具を買いに行くなど、どんなことでもいいので楽しいイベントにしてください。
そして「この1年間、こんなに成長したんだね」という言葉をかけると、自信が生まれます。
2.子どもの才能を考えてみる
2-1.才能はどこにあるの?
この1年間を振り返り、子どもがどんなことに時間を使っていたかを考えてみてください。才能は、ある時天から降ってくるのものではなく、好きなことの延長線上に現れることが多いものです。
・子どもが「楽しい」と感じる教科は?
・「もっと学びたい!」と思える分野は?
2-2.「好き」に弾みをつける!
好きなことが見つかったら、今度は弾みはつくような楽しい計画を考えてみてください。
例えば、みらい教育サポートではこんな素敵なことがありました。
絵を描くことが好きなA君の話
A君は絵を描くことが好きです。家族旅行を計画し、夏休みまで楽しみにしながら過ごしました。苦手だった作文も、秋の懇談で褒められて自信がつきました。
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【春休み】そう言えば絵が好きかも?特に動物かな?
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有名な動物園を見せたい。夏休みに家族旅行をしよう!
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行く前から図鑑を見ながら動物の絵を描く
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【夏休み】動物園では先頭に立って家族を案内!
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【秋】学校に提出した絵と文が絵画展へ出品される!
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【秋の懇談会】作文が苦手でしたが、「とても良く書けている」と褒められる!
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高学年であれば、旅行の計画を立てるのも良い勉強になりますね!
3.苦手をなくす
春休みは苦手を克服する絶好のチャンス!
学校の宿題がないので、集中的して復習することができます。
3-1.苦手な単元を特定する(春休み前)
・1年間のテストや宿題を見直して、間違えた問題をチェックする
・子どもと一緒に「どこがわからなかったか」を整理する
3-2.基礎から復習する
・教科書を使って苦手な単元の基礎問題をする
・類題をして定着させる
3-3.実行可能なスケジュールを立てる(春休み前)
春休みになる前にスケジュールを立てましょう!春休みに入ってから考えていると、頑張る前に休みが終わってしまいます。
・勉強時間を確保するために、生活スケジュールを立てる
・勉強時間にすることを具体的に書く
(例:国語の問題集〇p~〇p)
・「できた!」という感覚が持てるような声掛けをする
(例:今日もよく頑張ったね!)
3.まとめ
春休みは、苦手をなくして学習習慣をつける重要な時期です。
1.気持ちの切り替えをする(掃除・文房具・親子の対話)
2.得意を見つけて弾みをつける(楽しい学びを増やす)
3.苦手を克服する(短期間で集中する)
この3ステップを実践することで、新学期からの勉強がぐっと楽しくなります。お子さんが自信を持って新しい学年を迎えられるよう、ぜひ取り組んでみてください。
4.最後に
お子さんと一緒に勉強できる期間は、実はとても短いのでぜひ楽しんでほしいと思います。
でも中には、
・どのように勉強させればいいのかわからない
・忙しくて計画を立てる時間がない
というお母さまもいると思います。
そのような方は、ぜひお気軽にみらい教育の「無料教育相談」をご利用ください!
当社はオンライン学習システムもご用意しております。無料教育相談はこちらから。
執筆者の紹介
河野藤(かわのふじ)
札幌在住 社会人二人と大学生の母
趣味は旅行、読書、犬の散歩。
小中学生向け個別指導学習塾を24年間にわたり運営。
2015年頃から「勉強する意味がわからない」と深く悩む子どもを目の当たりにし、教育コンサルタントとしての活動を開始。「子どもの可能性が広がり、家族が明るく元気になること」を目標に、日々活動中。
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