フォーラムの理念
私たちは子どもを中心にしてつながり、学んだことを子どもたちに還元します。
1.日時
2024年12月15日(火)20:00〜21:00 (日本時間)
2.場所
オンライン (Zoom)
3.内容
1)新入会者のご紹介
⋄髙濵愛さん
大学教員、10月と11月に本を出版。「一人でできる留学準備活用ノート」
⋄金田恭子さん
公文のスタッフとして現在も活躍中。教育コンサルタントとして活動を開始。
2)植村美枝さんのお仕事紹介
植村美枝さんは、ティーンエイジャーコーチおよびポジティブ心理学子育てコーチとして活躍されています。自身の経験を通じて、子どもが親や教師の期待に応えるのではなく、「ありのままの自分」を受け入れることの重要性を伝えています。日本人の自己肯定感の低さを示す「今の自分が好きと思う人が4%」というデータを基に、自己肯定感の大切さについて解説されました。さらに、「条件付きの自己肯定感」が「良い自分」しか認められない苦しみを生むという指摘には、多くの共感が寄せられました。
3)本日のディスカッション報告:テーマ「私たちの自己肯定感について」
本日のディスカッションでは、自己肯定感に対するさまざまな意見や気づきが共有されました。以下に主な意見をまとめました。
①自己肯定感の再認識
・「自分は自分のままでいい」という考えに共感する声が多くありましたが、子どもの頃は母親や先生を喜ばせようと良い子であろうと努めていたという経験が語られました。
・また、大人になっても「良き先生」「良き母」でなければならないと思い込んでいたという声もあり、条件付きの自己肯定感がもたらす負担についての話題が出ました。
- 自己肯定感の捉え方・
自己肯定感を「プラスもマイナスも含めた自分を受け入れること」と捉える意見がありました。・一方で、「自己肯定感を考えたことがない」「自己肯定感を持ったら成長が終わりだと感じる」という意見もあり、自己肯定感について深く考えるきっかけになったようです。
- 具体的な子どもとの接し方
・無条件で子どもや甥っ子に接することの大切さが共有されました。例えば、「塾に行って帰ってきただけでOK」と伝え、その努力を認めることで自己肯定感が育つという具体例が挙げられました。
・また、無条件に子どもを認めることで、子ども自身がやりたいことに挑戦し、成長し続ける姿を見ているという体験談が共有されました。
- Mieさんの活動への共感
・Mieさんが自身の体験から気づきを得て、多くの葛藤を乗り越えながらコーチとして活動している姿に感銘を受けたという声があり、「天職だと思う」という意見もありました。
【まとめ】
今回のディスカッションでは、自己肯定感に対するさまざまな視点や体験が共有され、参加者全員が改めて自分の考えを深める良い機会となりました。特に、「無条件に子どもを認めることの重要性」や、「自己肯定感の尺度は自分自身で決められる」という意見には多くの共感が寄せられました。
4.参加者
9名
5.次回の開催予定
2025年2月4日(火)日本時間20時