新学期最初の授業参観は、わが子の〇を見る!(低学年)

新学期は、楽しくスタートできていますか?
少しずつ疲れも出始める頃でしょうか?
新1年生にとっては、初の授業参観ですね!
進級した2年生は少しお兄ちゃんお姉ちゃんになって
ワクワクしていることと思います。
この記事では、授業参観で見逃せないポイントをご紹介します!

1.授業参観で見るポイント

1-1. 授業参観は、どこを見ていますか?

新学期、最初の授業参観!
あなたはどこを、何を、見ますか?

もちろん、
・新しい先生
・クラス全体の子どもたちの様子
・自分の子どもの授業態度(先生の話を聞いているのか、学習について行けているのか)
・お友だちと仲良く過ごせているのか
は見ると思います。

1-2.「目」が語る、子どもの安心感


それに加えてもう一歩!
子どもの目がどこを向いているのか
どんな表情をしているのか
意識して見ていますか?

実は、
目を見るだけで、わが子が
・先生に対して安心しているのか
・クラス集団の中で安心しているのか
・落ち着いて学習に向かえているのか
などがわかります。

ママたちは
「うちの子、話、聞けてるかしら?」は気にしても、
「安心してそこに居られているか」には
注意を払っていない場合があります。

1-3. 奥にある心を見る

例えば、まっすぐ先生を見て話を聞いていても、
先生との関係性がまだできていなかったり
学習内容についていけてなかったりして
体も心もカチンコチンに緊張している場合もあります。


・ちゃんと座っている
・先生を向いて話が聞けている

という単純な見方だけで安心するのではなく、
子どもの態度や行動の奥にある
心まで観察してあげてください。
そのためにも
目を見ることが大切です。

1-4.「目」を観察したいときは“参観場所”もポイント!

ちなみに
子どものこの「目」!
後ろからの授業参観だけだと、見えません。


時々、廊下や窓側の前方からも参観してみましょう。
当たり前ですが、
前方からだと、バッチリ見えます。

2.せっかく教室まで行くのだから

2-1.低学年はお友だちを紹介してもらう

また、せっかく学校に行くのですから、
特に低学年の子どもなら
「ねぇねぇ、ママにお友だち紹介して~」
と、休み時間に言ってみるのもおすすめです。

わが子が誰と仲良しなのか
どんな子といることで安心して学校生活が送れているのか
子どもの友達関係を知ってると、
いざというときにも役立ちます。

また、子どもたちがママやパパの存在を知っていることで
その子がいじめの対象にされにくいということもあります。

ママやパパが周囲の子どもたちと仲良くしていることも
子どもにとっての安心を作ります。

2-2.学校からの忘れ物がある子

帰宅後、宿題をしようと思ったら
こんなことはありませんか?
・筆箱を忘れた
・宿題の漢字スキルがない
・連絡帳を忘れた
・あれっ…音読ファイルは…

など、学校から持ち帰るものを忘れがちなお子さんは
たいていの場合、
引き出しの使い方に課題があります。

2-3引き出しチェックでサポート

私は右利きの子は
右に教科書や筆箱を入れさせます。
(全国どこでも似たような指導をしていると思います)

左はクーピーやクレヨン、はさみなど、
学校に置いておくものを入れさせます。
(左利きの子は逆です)

1年生でも
後々、引き出しにノートも入れるようになったり
他の副教材を入れたりします。

学年が上がると
教科書も厚くなるので、右の引き出しがパンパンになります。

工夫して整理整頓できればいいのですが、
子どもの中には
一時的に、
例えば筆箱だけ
左の引き出しに移動する子がいます。
そして
帰る時にはそのまま忘れてしまい、
家に着いて気づくという…。

そんなタイプの子は
ママやパパが遊び心で
「どれどれ、きれいにしてるかな♪」
と、引き出しの使い方が
どうなっているかを見て、声をかけてあげるといいでしょう。

そんな小さなスイッチから
自己管理能力の芽が出ることもあります。

3.帰宅後は…

ぜひ、
子どものよかったところを具体的にフィードバックしてあげてください。
・しっかり先生の目を見てお話が聞けていたね
・お友だちに優しくしていたから、感動しちゃった
・集中して字を書いていたね

ママやパパからの具体的な褒め言葉で
「よ~し!また、明日からも頑張ろう♪」
になること、間違いなしです!

4.新しい環境に適応するまでは

4-1.子どももかなりのエネルギーを使っている

新学期は新しい環境に慣れるまでに
大人も子どもも時間がかかります。
幼い子ほど、
自分の心や体の疲れ、適応の度合いには無自覚です。

だからこそ家では、
・栄養のある食事

・たっぷりの睡眠

・楽しい会話のやりとり

で、柔軟に適応していくプロセスを
支えてあげてほしいと思います。

4-2.小さな体で頑張るわが子へ、エールを!

新しい環境で、自分の力で頑張ろうとするわが子!
授業参観を通して「安心」が増えるよう、
温かい気持ちをもって、応援してあげてください♪

執筆者の紹介


沖縄在住
小学校低学年大好き「さくら」先生
大学生(娘)の母

子どもたちの主体性や個性を大切にしながら
「子どもが自立する子育て」を伝えつつ
楽しいつながりを作りたいと思っています。

モットー
「子どもの幸せのために働く!」
「子どもであっても一人の立派な人格者」

みらい教育の理念

みらい教育では、教育の最終目標を
「自立」と捉えています。

そして家庭教育をサポートすることで
子どもたちが自ら考え行動し、目標に
向かって進む力を育てることを目指しています。

具体的には、お子さまの将来の可能性や
進路を考える際、
偏差値が唯一の判断基準にならないよう
最新の教育・学校情報を提供しています。

さらに、24年の学習塾運営で培ったノウハウを
活かし、お子さまが自立して学べる仕組みを構築し、
「親子の信頼関係」を深める方法お伝えします。

ご興味がある方は、こちらのお客様の声をご覧ください。
HPはこちらです。

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    • いおりん
    • 2025.05.03 8:12am

    さくら先生、授業参観では後ろから見守ることしか知らずにいました。きっと子供も親が視界に入ると嬉しくてホッとするでしょうね。次は6月に授業参観があるので実践してみたいと思います。
    4月の授業参観は子どもがというより、先生もお友達も新しくなって私が緊張してましたが、子供のお友達に声をかけてもらったり嬉しいこともありました。新しい学年でも親子共に楽しめたらいいなと思います。

      • さくら
      • 2025.05.11 11:42am

      いおりんさん、コメントありがとうございます。
      4月に授業参観があったんですね。ママの方が緊張したということは、すでに子どもの新しい環境をママなりに捉えて味わえている証拠です!子どもと一緒に、同じ方向を見て歩んでいる親子なんだなぁとほっこりしました^^♡

      6月にも授業参観があるとのことなので、子どもの手元を見ることもおすすめします♪
      例えば先生が「はい、書きましょう」と言ったらすぐにとりかかれるのか、それとも「えっ、今、先生なんて言ってた?」とか、素早く書くのかじっくり書くのか…そういう反応でも子どもの心の様子や学力の状態がわかりますよ!他の子と比べるという意味ではなく、わが子の実態を理解して、安心感や前向きさが増す声かけに繋げてあげてください♪

      いおりんさんからのコメントのおかげで、ママが知っていると子どもと共有できる世界が広がる気がしました。ママに役立つ記事をこれからも書けたらと思います。ありがとうございました。

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