不合格だった方へ 与えられた道を勇敢に歩く 

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#与えられた道を勇敢に歩く
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札幌では私立高校と公立高校の合格発表も終わりました。
合格を喜ぶ投稿はたくさんあると思うので、今日は不合格だった方への想いを綴ります。

不合格を知る時、頑張った人ほど辛いと感じます。
自分自身やこれまでしてきたことを全部否定されたような気持ちになったり、恥ずかしいとも感じるかもしれません。

「やれるところまでやったから悔いがない」
と思うようになるまでは、性格にもよりますが「平均半年かかる」という調査結果もあるそうです。

お母さまは気落ちしてるお子さんを見るのが辛くて、「あれほど祈ったのに…」と思うかもしれません。

私にはその辛さが良く分かります。
私は心配のあまり体調を崩してほぼ半年寝ていた時期がありますが、鈍い私はそうならないと「目的」と「手段」が入れ替わっていたことに気がつきませんでした。

「幸せになってほしい」という素朴な想いが「良い学校に入ってほしい」になり、

「良い学校に行かないと子どもの将来の可能性をつぶすことになる」という世の中のメッセージを受け取るうちに、目的が「少しでも偏差値が高い学校に入る」に変わります。

結果として偏差値が高い望む学校に入れないと、子どもが自分には価値が無いように感じて無気力になる。

これ、ヘンだと思いませんか?

文字にすると簡単に避けることができるように見えますが、実際には何年もかけて少しずつ変わるので違和感を感じません。

落胆を横に置き、ちょっと考えてほしいのですが、あなたのお子さんにとってその学校は「手段」でしたか?それとも「目的」でしたか?

「手段」でしたら、気持ちを切り替えて別の手段を探すことができるでしょう。

「目的」でしたら「いつから目的になったのか?」「そもそも目的があったのか?」と考えてみるのもいいですが、あっさりリセットして「与えられた道を歩きながら、これから目的を探す」というのも若者にふさわしいと思います。

そして気持ちが落ち着いたら、「試験ぐらいで私の価値が変わるはずがない!」と胸を張り、勇敢に楽しみながら歩いてほしいと願います。

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#与えられた道を勇敢に歩く
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祈りというものは不思議なもので、いつも「今すぐ叶えてください!」と願いますが、「あれからずいぶん時間たって」というように、タイムラグがあればあるほどびっくりするような形になってやってきます。

「あんなに祈ったのに…」

今はそう感じているかもしれませんが、母の祈りは軽いものではありません。

将来、成長したお子さんが「あのことは自分にとってかえって良かったよ」と言うのを、あなたは「頼もしい」と思いながら横で聞くかもしれません。

落ち込んでいる子どもに「将来は見えないけれど、あなたの価値は少しも変わらず素晴らしい。だから、与えられた道を勇敢に歩いてほしい」と言ってやれる人は限られているので、「遠回りしないように、早い時期にはっきりそう伝えれば良かった」と私は後悔しています。

さてあなたは、大切なお子さんにどんな言葉をかけますか?

私はあなたと、あなたの大切なお子さまを心から応援しています。

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